日本全国の1日のタバコの消費本数を フェルミ推定 。
皆さんは フェルミ推定 をご存じだろうか?
この記事では、 日本全国の1日のタバコの消費本数をフェルミ推定で求めてみた。
是非、就活中の方は フェルミ推定の例題として解いてみて欲しい。
また、当サイトでも過去に複数のフェルミ推定の例題について解説しているので、ぜひ練習問題としてチェックしてみてほしい。
また、フェルミ推定についての詳しい解説や解き方のコツについては下記の記事でも解説しているから、是非参考にして欲しい。
下記で紹介している書籍も基礎力を付けるのにおすすめで多くの就活生が活用している。
目次
私の回答
計算式
日本のタバコの消費本数については、喫煙者数×タバコの消費本数の計算式でその数を想定していく。
①喫煙者の人口の推定
日本の成人人口(20歳以上)を約1億人と仮定。
成人人口のうち、喫煙者の割合を20%とし、喫煙者の総人数を推定。
➁喫煙者のカテゴリー分け
A. ヘビースモーカー
喫煙者の10%と仮定し、1日の消費本数を40本とする。
B. ミディアムスモーカー
喫煙者の30%と仮定し、1日の消費本数を20本とする。
C. ライトスモーカー
喫煙者の60%と仮定し、1日の消費本数を5本とする。
➂日本全体のたばこの消費本数の計算
各カテゴリーの喫煙者数を計算し、それぞれの一日あたりの消費本数を掛け合わせて、日本全体でのたばこの総消費本数を推定する。
A. ヘビースモーカー
200万 × 40本 =8000万本
B. ミディアムスモーカー
600万 × 20本 =1.2億本
C. ライトスモーカー
1200万 × 5本 =6000万本
カテゴリー別に細分化したフェルミ推定に基づくと、日本全体で一日に消費されるたばこの総本数は約2億6千万本と推定される。
答え合わせ
Google検索によると、2020年の紙巻タバコの消費本数が898億だという。
したがって、年間の消費本数は2億4千万となり、ほぼどんぴしゃの計算となる。
一方で、電子タバコも対象に加えると、この1.5倍ほどに消費本数が増える。
皆さんの答えはいかがだっただろうか?