新宿駅の一日の利用者数を フェルミ推定 。

皆さんは フェルミ推定 をご存じだろうか?

この記事では、 新宿駅の一日の利用者数をフェルミ推定で求めてみた。

是非、就活中の方は フェルミ推定の例題として解いてみて欲しい。

また、当サイトでも過去に複数のフェルミ推定の例題について解説しているので、ぜひ練習問題としてチェックしてみてほしい。

また、フェルミ推定についての詳しい解説や解き方のコツについては下記の記事でも解説しているから、是非参考にして欲しい。

下記で紹介している書籍も基礎力を付けるのにおすすめで多くの就活生が活用している。

私の回答

計算式

新宿駅の一日の利用者数については、利用する理由に応じてカテゴライズしその数を想定していく。

①新宿駅を利用する理由の分類

A. 通勤通学
新宿駅を利用する人の大部分は通勤目的とする。

B. 買い物・レジャー
新宿は商業施設が豊富なため、買い物やレジャー目的で訪れる人も多い。

C. 観光
新宿は東京の主要な観光地の一つでもあり、国内外からの観光客が休日を中心に訪れる。

➁各カテゴリーの利用者数の推定

新宿駅は平日は通勤者が多く、土日祝はレジャーや観光客が多く、わかれるため、平日のパターンと土日祝のパターンに場合分けして考えたい。

A. 通勤・通学

通勤・通学で新宿を利用する人が多いため、20万人と仮定。

算出ロジックとしては、東京都の人口が1000万でそのうちの20%がオフィスワーカーとして、そのうち、10%が新宿区で働いていると仮定。

通学に関しては、新宿周辺の大学・専門学校の学生数を合わせて5万人と仮定。

新宿区はビジネス街であり、学生数は少ないと仮定し、ビジネスマンの25%としている。

B. 買い物・レジャー

平日も新宿で買い物やレジャーを楽しむ人がいるため、10万人と仮定。

休日は新宿でのショッピングやレジャーを楽しむ人が増えるため、20万人と仮定。

C. 観光

新宿は観光地としても人気があるため、平日でも5万人の観光客が訪れると仮定。

買い物・レジャー同様、休日は2倍とし、10万人の観光客が訪れると仮定。

④新宿駅の1日の利用者数を計算する

上記を合計した結果が下記だ。

平日
25万人+10万人+5万人 = 40万人

土日
20万人+10万人 = 30万人

答え合わせ

Google検索によると、新宿駅は、乗降客数において、ギネスブックに認定された世界一の駅であり、 1日の乗降客数は私鉄を含め320万人、周囲に隣接する駅を含めると360万人を超えるとも言われているそうだ。

これは、算出した値と大きな乖離がある。

JR東日本の1日の乗降者数の調査でも新宿駅は2022年時点で60万人とのデータがあった。

おそらく、通勤・通学者数、レジャー・観光の利用者数含め、新宿駅が東京のハブだということを考慮して算出すべきであったかもしれない。

新橋駅のJRの乗降者数が、JR東日本で2022年、20万人程度のため、東京の主要駅の1日の利用者数としては間違ってなさそうだ。

新宿はやはりあっぱれだ。

皆さんの答えはいかがだっただろうか?

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