2020年水族館トレンド "クラゲ"
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なぜ今年クラゲが人気なの?
仮説Ⅰ 【インスタ映え】
このように、今水族館でクラゲが人気を博している理由としては一つはインスタ映えしやすいことが挙げられるでしょう。
クラゲの体は薄く透明ですから、後ろからライトを照らしてあげると様々な色に様変わり。カメラにも非常に華やかに映ります。
体の作りも単純な生き物ですから、複雑な形の水槽や、強い光を当てても個体へのダメージも最低限の心配で済みます。
また、光だけでなく、個体ごとの色のバリエーションも豊富で華やかに映ります。
【カラージェリーフィッシュ】
⏩映えるクラゲの代表格。青と白と茶色の3種類が存在。この色の違いは共生する藻類の違いによるものだとか。
【タコクラゲ】
⏩名前の通り、傘からタコのように8本の腕が伸びる。傘の模様は共生する褐虫藻によるもの。
仮説Ⅱ 【癒しの象徴】
ふわふわ漂うように泳ぐその姿は、癒しの象徴。サンシャイン水族館やすみだ水族館といった東京都心の若い女性も多く集まる水族館では、集客に与える影響も大きいです。
特に都会の水族館では、何にも縛られることなく海の流れに身を任せてふわふわ漂うその姿に自分を重ねて、日々のストレスから解放される方も多いのではないでしょうか笑
仮説Ⅲ 【コストパフォーマンスが高い】
私はクラゲを飼育したことがないので、断言はできませんがミズクラゲの採集コストや飼育コストがそこまで高くないのは、明らかでしょう。
漁港から足元の海面を覗けば、簡単に海中にミズクラゲの姿を確認できますし、すみだ水族館のリニューアルにもある通り、500匹単位で飼育することも可能です。
このように、クラゲ(特にミズクラゲ)のコストパフォーマンスが高いが故にクラゲをモチーフにした大規模なイベントや展示が各水族館で行われている可能性は十分考えられるかと思います。
まとめ
今後の各水族館のリニューアルからも目が離せません。
近いところだと、大洗水族館も今年のリニューアルで関東最大規模のクラゲゾーンを新設するとか。。
なんか、『◯◯最大のクラゲゾーン!!』の競い合いのような様相を呈してきています。
【ベニクラゲ】
⏩不老不死のクラゲとして知られる。老いたり、ストレスを感じると溶けてポリプという幼生の姿に戻るという。
個人的には、スタンダードなミズクラゲに留まらず、ベニクラゲやクシクラゲといった珍しい個体の展示にも挑戦して欲しいと感じます!