2023年7月 水族館ニュース ~ UMA は存在するのか?~

2023年7月 水族館ニュース ~ UMA は存在するのか?~

7月の水族館ニュースを紹介する。

久しく更新をさぼってしまっていたが、今月からまた更新を再開している。

今回は四国水族館で UMA に関するイベントがあったということで、UMAに関して考察をしているので、是非読んで欲しい。

①新江ノ島水族館 不審者情報で客が一時避難

24日の昼過ぎ、新江ノ島水族館から「イルカショーエリアで、40代の男性とすれ違った時、腰に30センチくらいのさやのようなものを着けているのが見えた」と、県警藤沢署員に通報があった。

警察によると、館内の防犯カメラの映像解析で、上着のデザインがさやのようにみえる長袖を着た人物がいたとのことだ。

不審者というと物騒だが、結論からいうと刀のコスプレをした男が防犯カメラに映っていたようで大事には至らなそうだ。

水族館での事件・事故といえば、昨年末にベルリンの水族館で巨大水槽が破裂し、中の魚の大半が死ぬという事故が起こった。

調べてみたところ、現時点では過去に水族館でテロ行為が起こったことはないようだが、パニック映画等であるように水槽が故意に破壊されることなどがあればとんでもない事故となるだろう。

②四国水族館で四国の UMA に関する特別企画展が開催

四国水族館で特別企画展 「四国のUMA(未確認動物)たち ~河童・人魚・ツチノコの謎に迫る~」というイベントが開催された。

UMAとは謎の未確認生物を指す言葉で、Unidentified Mysterious Animal の略である。

世界だとネッシーなどが有名であるが、日本には河童やツチノコといったUMAが存在する。

こちらのイベントでは、「人魚の骨」や「ツチノコのミイラ」など、月刊ムーの過去の記事をパネル化した34枚を展示している。

こういったイベントは過去に聞いたことがなく、不思議な世界観を醸し出すことができ面白い取り組みだ。

四国水族館は他にも季節に応じて、毎回面白いイベントを実施しているため、四国を訪問した際はマストで訪れて欲しい。

➂すみだ水族館に飼育管理アプリ、ペンギンの健康管理

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社がこれまで、ペンギン飼育においてPCで行っていた作業をモバイルアプリで行えるようにし、業務の効率化に貢献している。

水族館におけるDXの取り組みとしては、QRコードを用いた展示説明(カワサキ水族館)や、チケットのWEB化などが行われてきた。

このように展示側ではDXがいろいろと進んではいたが、飼育側で活用される事例が公表されるのは珍しい。

水族館のDXについては、当ブログでも進化を追っていきたい。

UMAは存在するのか?

前述したように、地球上の未確認生物をUMAという。(Unidentified Mysterious Animal)

実はかつてはゴリラや、パンダといった生物もUMA(未確認生物)であった。

ゴリラは19世紀にアメリカ人の探検家ポール・デュ・シャイユにその姿が目撃されるまでは世界的には実在しない空想上の未確認生物だと考えられていたのだ。

UMAと聞くと、雪男やツチノコなど現実離れした生き物が多いが、過去には実際にUMAだった生物が発見された例は多数あるのだ。

しかし、それが現代に起こる確率がどのくらいかといえば、確率はかなり低い。

昔とは違って、地上の多くの場所が開拓されており、ドローンや空中写真によって高度の技術を使った捜索がなされているからだ。

一方で、僅かながらUMAが発見される可能性も残されていると私は考えている。

例えば、皆さんは深海から聞こえる謎の怪音「ブループ」をご存じだろうか?

アメリカ海洋大気庁により1997年に感知された音で、南緯50度、西経100度付近のどこかで鳴っているのではないかとされており、時々、水中マイクで深海から感知されるという。

ブループは大変強い音であるが、その発生原因はわかっておらず、「この音が爆弾や潜水艦などによる人工音であるとも思えないし、火山や地震のような既知の自然現象による音とも思えない。」とされている。

もしかしたら、この怪音が未知の深海生物が引き起こした音である可能性も考えられているのだ。

私は、文明が発達した現代でUMAが発見される可能性があるのは、下記の地域であると想定している。

①東南アジアやアマゾンなどの熱帯地域

②深海

WWFジャパンは東南アジアのメコン川流域で、2020年に224種の新種の生き物が発見されたと報告している。

その内訳は、哺乳類1種、爬虫類35種、両生類17種、魚類16種、植物155種と、さまざまな分類群に及んでいる。

アマゾン地域も同様に毎年多くの新種が見つかっている。

熱帯地域は先進的に科学が進んだ欧米地域から離れていること、また熱帯地域は水が豊富で、生き物の多様性が保たれているため、毎年多くの新種が見つかるのだ。

川の中や、熱帯雨林の森の中から新種の生物が見つかる可能性はまだ捨てきれない。

一方で、北極や南極も未開拓のエリアで新種の生物が発見される可能性はあるが、気温が低く生物の環境に適していないことから、熱帯地域に比べると未発見の生物が見つかる可能性は低いだろう。

一方、2017年に南極でナンキョクグマという生物が見つかったように、人が住まない極地域には巨大な未確認生物がすんでいる可能性は熱帯地域よりは高いだろう。

続いて、未確認生物がいることが想定されるのは深海だ。

深海は宇宙よりも解明が進んでいないと言われており、未解明の生物がいる可能性は高い。

前述したブループのように解明されていない謎も多いのだ。

一方で、深海は広くかつ、人が訪れることのできないエリアであり、まだ未解明の生物がいる可能性は考えられる。

このように、UMAが存在するかもしれないエリアは地球上にもまだ存在しているため、新種発見のニュースを楽しみにしたい。

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