水族館通が選ぶ人生で一度は見て欲しい イルカショー

今回は、全国の水族館を巡ってきた私が人生で一度は見て欲しい イルカショー を紹介する。

以前の記事で欧米ではイルカショー廃止の流れが生まれていると紹介したが、いまだ日本の水族館の多くがイルカショーをメインのイベントとしている。

ほとんどが子供向けだが、今回は大人でも楽しめるイルカショーにスポットを当てて解説したい。

大人でも感動できるプログラムなので、是非、ここで紹介したイルカショーを一度は目にしてもらいたい。

① マクセルアクアパーク品川 ～日本一きらびやかなイルカショー～

品川駅からすぐのところに位置する大型都市型水族館。品川プリンスホテルと隣接している。

デイバージョンとナイトバージョンに分かれており、季節や時間帯によってショーの演出が変わるのが特徴。

全体で20分ほどの長さである。

通常のイルカショーはイルカの生態を解説したり、クイズを出したりと子供向けのモノが多いが、ここのイルカショーは大人向けでダンスショーのような形式となっている。

なんといっても最大の魅力なのが、音楽とプロジェクションマッピングだ。

動画にもあるように、プロジェクションマッピングと天井から落ちてくるウォーターカーテンの演出により他では見られない幻想的なショーとなっている。

海上も広くて座りやすく、特にナイトバージョンがおすすめだ。館内で最も人気なイベントであるため、早めに席を確保しておきたい。

夏は花火に冬は雪と、季節に応じた演出がなされるので、リピートしても楽しめるので、是非足を運んでみてはいかがだろうか？

② 新江ノ島水族館 ～江ノ島と富士山をバックにしたイルカショー～

イルカショーのステージはプールの奥には相模湾が広がり、江ノ島と富士山が見えるという最高のロケーションとなっている。※富士山は天気次第

また、新江の島水族館は日本で初めてイルカショーを行った水族館であり、伝統のあるイルカショーとなっている。(※参照：水族館の歴史)

イルカショーに規模自体は大きくないが、飼育員の方の盛り上げや実際に披露されるイルカのジャンプは迫力がある。

ショーの最後は会場の全員が一体になるような工夫がなされており、感動的だ。

アクアパーク品川同様、イルカショーが水族館の一番の目玉となっているため席の確保を早めに行っておきたい。

➂名古屋港水族館 ～日本一ダイナミックなイルカショー～

名古屋港水族館のプールは日本一の広さを誇る。(長さ60メートル、幅30メートル、最大深水が12メートル)

また、イルカショープールに大型ビジョンが設置してあるというのも他の水族館にはない魅力だ。

ショーの長さは20分程。

イルカプールの大きさと、ショーに出演するイルカの数の多さが迫力を生み出し、非常に見ごたえのある内容となっている。

ショー全体を盛り上げるために、音楽は初音ミクなどボーカロイドの音源が流されていて、こちらも魅力の一つだ。

最前列はイルカに水をかけられる恐れもあるので、気を付けたい。

イルカ以外にも、シャチやベルーガのトレーニングも見れるので、是非一度足を運んでほしい。
※シャチが見れるのは日本で名古屋と鴨川だけ！

④ 四国水族館 ～瀬戸内海を一望できる開放的なショー～

2020年にオープンした四国最大の水族館。

ここの魅力はなんといっても瀬戸内海に面した開放的なイルカショープール。

アクリル等、さえぎるものがなく、他にはない開放感のあるプールとなっている。

また、時間帯によって演出も異なり、18時以降には、水槽照明が深いブルーへと変化し、幻想的なムードとなり、夕暮れ時にはイルカサンセットプログラムという夕日をバックにイルカがジャンプをするショーも期間限定で行われる。

四国旅行の際は、是非足を運んでほしい。

まとめ

全国各地のイルカショーの中でもおすすめのショーを厳選してピックアップした。

どれも感動できるショーなので、休日近くによることがあれば素晴らしい体験ができると思う。

今後もイルカショーの進化に期待だ。