東京ジャイアンツタウン( 新ジャイアンツ球場 )建設へ:日本初の水族館と野球場が一体化した施設の誕生。

皆さんは東京都の稲城市で東京ジャイアンツタウンの建設が構想されているのをご存知だろうか?

以前の記事で新神宮球場について解説したが、東京都にはもう一つの新球場のリニューアルが控えている。

東京都稲城市のよみうりランド遊園地に隣接するエリアで、国内で初となる水族館一体型の球場を構想している。

東京ジャイアンツ球場は、ジャイアンツの2軍=イースタン・リーグの本拠地として使用される予定だ。

球場は2025年3月、水族館は2026年度中のオープンを予定である。

ジャイアンツ球場の老朽化により、 新ジャイアンツ球場 へ

新ジャイアンツ球場のオープンは2025年3月、水族館もあわせたグランドオープンは2026年度中を計画しているという。

そもそもなぜジャイアンツ球場を建て替えなければならないのだろうか?

一つ目の理由は読売ジャイアンツに三軍が増えた影響によるものである。

ジャイアンツの三軍は現在、二軍と同じジャイアンツ球場を使用していたが、新ジャイアンツ球場が建設されると二軍の本拠地がこちらに移動する予定であるという。

また、二つ目の理由として、ジャイアンツ球場の老朽化が挙げられる。

ジャイアンツ球場が建設されたのは、1985年であり、大型施設のリニューアルが必要といわれる30年という時期を超えている。

従って、リニューアルをするよりは、水族館などを併設した現代のボールパークを新設してしまおうという意思決定も納得することが出来る。

東京ジャイアンツタウン は東京のボールパークへ

東京ジャイアンツ球場の特徴は何といっても、野球観戦だけでない様々な体験を楽しめることだろう。

レフトスタンドの後方に、よみうりランドが手がける水中回廊を備えた本格的な水族館を併設する予定であり、国内初となる水族館一体型の球場となる。

メジャーのボールパークのような球場を目指して、東京ジャイアンツタウン構想を進めている意図が伺える。

ボールパークとは野球場を野球をみるだけの場所ではなく、レジャー施設も含め一日楽しめる場所にしようとする試みのことだ。

メジャーの球場だと、他には遊園地やショッピングモールを併設した球場が存在する。

特にタンパベイ・レイズの本拠地であるトロピカーナ・フィールドにはバックスクリーンの後方に球団名にも入っているエイ(rays)の巨大水槽が設置してあり、名物となっており、水族館一体型の球場である。

日本ではまだないタイプの試みであるため、ショッピング施設やその他の体験施設がどのような規模感になるかも楽しみだ。

まとめ

開場予定は2025年と近いため、新球場の誕生が楽しみだ。

新球場の完成を心待ちにするとともに、現在のジャイアンツタウンでの残された時間を楽しみたい。

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