【体験談】 就活軸 の決め方

いよいよ就活が解禁され最近後輩から会社の選び方= 就活軸 について相談されることが多くなってきた。

自分も就活には時間をかけた方だし、ファーストキャリアの選択というのはおそらく人生に最も影響を与える意思決定だから、思考の限りを尽くして意思決定した。

自分が最終的に重視した就活軸はこの3つだ。

  • 企業の成長率
  • 社風
  • ポジション

それぞれなぜその軸を選んだのか解説していきたい。

 前提: 就活軸 は客観的に説明できるものに

就活軸で大切なのは誰が見ても理解できるようなものにすることだ。

例えば、外資企業という軸の場合、誰が見ても日系企業か外資系企業かはっきり判別できる。

一方で人が良いという軸を置いた場合、人が良い企業か悪い企業かというのは人によって異なるから解釈が人によって異なる。

社員の女性比率が高い、若手が多いから働きやすいだろうという風に誰がみてもわかる客観的な指標を用いて説明すべきだ。

就活というのは、基本的にビジネスマンのマナーで臨むことが重要視されるので、会議や営業と同じで相手にわかりやすい表現をするということが大切だ。

 市場価値=企業の価値*役職

正しいファーストキャリアの選択とは何だろう?それは、最終的に生涯年収が最大化されることだと考える。資本主義社会において価値の判断基準はお金だから、これは正しいと思う。また、瞬間の年収ではなく人生トータルで見た年収を最大化することが大切だ。

年収とはおおよそ、市場に歪みがない限り市場価値で決まる。

市場価値を更に因数分解すると

市場価値=企業の価値*役職で表されるのではにないだろうか。

例えば、大手企業の平社員2年目とベンチャー企業の役職持ち5年目の年収が一緒だったとする。

これは、役職の変数を見るとベンチャー企業の社員の方が上だが会社の価値の変数が大手企業の方が上だから市場価値で見たら同じになってしまうのである。

学生の市場価値とは基本的には学歴

それでは、学生の市場価値は企業によってどのように判断されるのだろうか?ずばり学歴がわかりやすい判断指標である。上でいう、企業の価値が大学の偏差値に置き換わるのである。なので、学歴以外に努力で変えられる変数は『役職』である。大学でいう役職とはなんだろうか?例えば、部活やサークルでリーダーをやっていましたというと恐らくその学歴帯の人たちの中でもその人は優れているのだろう=役職が高いという認識を持たれるのだろう。

だから、ESや面接では自分がその大学の中でいかに高いポジションにいるのか?相対的にアピールできるようなエピソードを持ち出して話すと相手も評価しやすいし、受かりやすくなるだろう。

 年収で企業を選ぶのは正しいが全てではない

上の話を踏まえたうえで、就活軸の話に戻りたい。基本的に年収で企業を選ぶのは正しいと思う。年収が高い企業の方が企業価値が高いため、市場価値も高まるからだ。

ただ、必ずしも年収のみを基準に企業を選ぶのが良いとは限らない。

 大手は年収が高く、中小・ベンチャーは昇進しやすい

例えば、自分の市場価値が学歴5*役職6=30だったとしよう。

自分の市場価値に関する評価は各企業で30で変わらないものとすると、

大手企業(企業価値10)にいくと、企業価値10*役職3=30となる。

続いてベンチャーや中小企業(企業価値5)に行った場合を考えると、企業価値5*役職6=30となり

自分の選択肢に入っている企業群の中でも企業価値が低い企業を選ぶと社内で楽に勝てるため、役職や評価は大手企業に行くよりも上がりやすいのだ。

この考え方を元に企業価値で企業を比較すると結局、どこの企業に行っても最終的な市場価値に大きな差はないとの考えに至る。

ただ、中小に行くと本来ならば役職が上がるべきところが年功序列システムによって制限される可能性があるので、この計算式の通り行かない可能性がある。

そのため、実力主義を採用しているところが多いベンチャーがおすすめだ。一方で、ベンチャー企業はあまりにも規模が小さいと企業価値の変動が大きくすぎて安定性に欠ける場合があるので、企業の規模感に注意が必要だ。

 企業の成長率が重要

上で見たように、企業価値の安定性と役職の伸びがある程度担保されていれば、入社後の個人の市場価値というのは結局どの企業に行っても大きな変化がないことがおわかりいただけたかと思う。ただ、個人による努力以外にも入社後の市場価値を伸ばす重要な要素があることを忘れてはいけない。

 企業の成長率が高ければ市場価値は勝手に伸びていく

入社後、企業の成長率が高ければ市場価値の変数のうち、企業の価値の変数が勝手にどんどん伸びていき何もしなくても市場価値が上がっていくわけだ。なので、市場成長率が大きい業界や成長率の大きい企業(売り上げ毎年5%増を5年間継続を参考基準にしていた)を選ぶということが非常に重要だ。市場規模マップなんかを見ると参考になる。

ある程度優秀な人でも、企業の市場価値が下がってしまえば市場価値も同時に急落してしまう。企業に入って努力をすれば、成功できると考えている人も多いだろうが、努力するのは皆同じ。努力しなくても市場価値が自然と上がっていく仕組み作りをすることが何よりも大切だ

 働き方や社風をチェック

 日本は新卒から3年以内に30%が会社を辞める

上で企業の成長率が高い会社に入れば市場価値が勝手に伸びると書いたけれども、会社を辞めなかった場合という前提に触れておきたい。日本は入社から3年以内に30%が会社を辞める世界だ。週40時間以上を過ごす会社で相性の悪い上司と毎日仕事をすることないなったら?長時間の残業を強制されるようになったら?かなりの地獄で辞めたくなる気持ちもわかる。

 リアルな働き方をopenworkでチェック

働き方や社風、一緒に働く人というのは会社を続けるうえで非常に重要な変数だ。

これらの情報を取るためには、

  • その業界へ就職した友人や先輩へ話を聞く
  • openworkで企業名を調べて、退職理由からネガティブなポイントを探る

の二つを私は利用した。

特にopenworkはリアルな社員の口コミを集めたサイトで、優良な情報がたくさん載っているためおすすめだ。

私の場合は、上記の要素の中でも一緒に働く人という変数を重視した。過去に年上ばかりのアルバイトを経験して非常に周りと比較して、気を遣ってしまって年上ばかりの環境で働くことが苦手だと感じたためだ。それゆえ、平均年齢の若さを重視した。

 身につく職能が明確な会社を選べ

 ゼネラリストではなくプロフェッショナルに

結局、自分はファーストキャリアで何を身につけるのか?これがはっきりしている会社に行った方が企業選びに失敗する可能性が低いと思う。日本の会社の多くは2~3年に一回の部署異動を行い、色々な部署を経験させゼネラリストを養成する方針の会社が多い。だが、ゼネラリストではその会社のプロフェッショナルには慣れても他の会社でも共通して通用するような一つのスキルが身につく可能性は低い。しかも、人事に回されるか営業に回されるかわからないので、結局何の能力が身につくかわからないまま、入社することになるのだ。

従って、法人営業なのかマーケティングなのかポジションがはっきりした企業に行くことをおすすめする。こういった企業は外資やベンチャーに多い。

 先輩の転職先を探る

また、先輩の転職先を調べると、その企業でどんな能力が身につくのか想像がつきやすくなる。

以上が私の就活観である。就活は長いため思考が堂々巡りすることもあると思うがどうしたら楽に自分の市場価値を上げられるのか?=入社後に頑張らなくても資本主義市場で勝っていける仕組み作りをするということを念頭に置いて進めていって欲しい。

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