【横浜開運水族館】水族館に初詣 孤独の水族館 #7
水族館ブログ 孤独の水族館#7
「ガヤガヤガヤガヤ…」
みなとみらい線の元町・中華街駅を降りて、初詣に向かっている。
月日は4/17。あまりにも遅すぎる初詣だ。しかも、行先は水族館。
目的地は「横浜海運水族館 フォーチュンアクアリウム」だ。
いかにも怪しい名前の水族館だが、前身はあのよこはまおもしろ水族館。
閉館から半年を経て、新たな姿で生まれ変わった。
相変わらず水族館へたどり着くには、ダイソーの中を通らねばならない仕様になっていて、不思議な感覚だ。3Fに上がり、オンラインで事前購入したチケットを提示する。
おみくじを引いて水族館へ入る
チケットを見せるとスタッフの説明が始まる。
流れを簡単に説明すると、
- タブレットに生年月日・性別などの簡単な情報を入力すると番号が出てくる
- 出てきた番号のロッカーを空けておみくじを引く
- おみくじに書かれた番号の水槽へ行くと、水槽の中に占いの結果が書いてある
というシステムだ。
大変、斬新であるし水族館オタクとしては、毎年おみくじを引きに訪れないといけないかもしれない。
来るたびに異なる体験が得られるというのは、リピーターを増やすうえでも賢い戦略だ。
私の番号はラッキー7だった。縁起が良い。おみくじを引き水族館の中へと歩みを進める。
今回は、番号の対象の水槽だけを紹介する形で巡っていきたい。
数多の名言が水槽から繰り出される
ご縁運=「お節介じゃない程度に世話好きがいいね」
ウツボとエビの共生水槽だ。過度に人に干渉しすぎると、逆に相手の心に負担をかけてしまう。お世話とは相手に見えないようにさりげなくするのが日本の美徳だ。
金運=「目ん玉とびだすほどのチャンスは間近。」
出目金の水槽だけ、水槽が異常に汚い。この手の言葉で当たったことがないので、これは信じられない。ちなみにデメキンの目が飛び出ているのは自然淘汰からそうなったのではなくて奇形種を人間が保護した結果、受け継がれていっているらしい。人間の趣味のせいで、目が飛び出た奇形にさせられてしまった魚とはなんかかわいそうだ
色福運=黄色「自分じゃハデと思っているくらいでOKよ」
これは確かに当たっている気がする。地味な服ばかりだから、帰ったらちょっと買いたそうかな笑
コガネキュウセン:サンゴ礁の砂底や岩礁域に生息。色は雌雄ともに鮮やかな黄色で、雄は頭部に帯がでる。
健康運=「こころもからだもはなやかしなやか」
ハナヒゲウツボ:インド洋から西太平洋の熱帯海域に生息。体色は、幼魚や若魚では黒色で、成魚になると雄相の青色に変化し、鼻先から背びれは黄色になる。
写真移りが異常に悪くなってしまった原因として、ガラスが新しいので反射してしまうため広角カメラで取ったら、めちゃくちゃぼけた。スマホの中では性能が良い部類なのだが、しっかりしたカメラで撮ればもっときれいに撮影できたのだろう。カメラを買うことを検討しないと。
ちょっと何言ってるかわからない。まあ、元気ぽいニュアンスは伝わってくるから良しとしよう。
「サンゴなのにキノコって… 個性は何よりの武器 自分の世界観を大切に。」
ウミキノコ:柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。見た目が「キノコ」の形をしていることが名前の由来。
最後はウミキノコだ。これは、恐れ入った。名言が刺さりすぎて、ウミキノコという生き物の虜に私はなった。
恋愛運
ハナミノカサゴ:北海道より南の太平洋、インド洋に生息。すべての棘には毒があり、刺されると激しく痛む。
最後、ハナミノカサゴ。恋愛運は写真を取るのを忘れてしまったが、華やかな見た目に騙されるなみたいなことが書いてあった。余計なお節介だ。
最初の水槽に戻って、「お節介じゃない程度に世話好きがいいね」というセリフを見返してきて欲しい。
あっという間に水族館を巡り終わった。生き物自体はあまりよこはまおもしろ水族館と変わっていなかったけど、見せ方次第でこんなに変わるんだなぁ。勉強になった。
他の水族館もリニューアルしないかなという期待を胸に横浜中華街を後にした。
ーENDー