【Ankerが新規参入】主要ブランドの スマートタグ をスペック比較

2022年の秋、Ankerのブランド=Eufy(ユーフィー)から初の スマートタグ (紛失防止端末)が発売されることが発表された。

Anker

中国のモバイルバッテリー等のスマートフォン・タブレット関連製品の開発・販売を行うハードウェア・ブランド。Google出身の数名の若者達によって2011年に設立され、姉妹ブランドにオーディオブランド「Soundcore (サウンドコア) 」、スマートホームブランド「Eufy (ユーフィー) 」、スマートプロジェクターブランド「Nebula (ネビュラ) 」がある。

財布に入るカード型の「Eufy SmartTrack Card」、鍵などに付けられる「Eufy SmartTrack Link」の2製品だ。

スマートタグの概要と使い道、現在の主要ブランドのスペックを比較つつ、Eufyのスマートタグの可能性について解説する。

 スマートタグとは?

紛失防止端末とも呼ばれる。財布やスマートフォン、パソコンなどの貴重品に取り付けておくことで、無くしたときにスマートフォンで位置を探索して発見できるようにするためのツールである。

言い換えれば貴重品紛失防止のための保険である。3000円から5000円の価格帯で一年近く電池が持てば、月300~500円払って貴重品紛失のリスクを小さくできると思えばその効果は大きい。

 具体的な使い道は?

鍵や財布などを取り付けて紛失防止を防ぐ。。

例えば、私は紛失防止端末の購入前、何度か家の鍵が見つからず30分くらい自宅中を捜索したことがある。

どちらも結局家の中にあったのだが、紛失防止端末があればこの30分は無駄にはならなかったかもしれないし、何より外に置いてきたり、落としたかもという不安を払拭して落ち着くことができた。

 主要3ブランドのスペック比較

スマートタグにはMAMORIO、Air Tag(Apple)、tileの3ブランドがある。

各々のスペックは以下の通りだ。

スペック Air Tag MAMORIO(タグ) Tile mate
価格 3801円(税込み) 2678円(税込み) 2481円(税込み)
サイズ 直径31.9mm 35.5 mm × 19 mm 35 mm × 35 mm
厚さ 8.0mm 3.5 mm 6 mm
重さ 11 g 3 g 7g
接続 Bluetoothによる近接検出 Bluetoothによる近接検出 Bluetoothによる近接検出(60m)
スピーカー 内臓スピーカー 無し 内臓スピーカー
防水機能 IP67(最大水深1メートルで最大30分間) なし 防滴 (IP55)
バッテリー CR2032コイン型バッテリー(自分で交換可) 電池交換不可 1 リチウム金属 電池(交換可)

 

 MAMORIO~世界最小級の紛失防止タグ~

MAMORIOは取り付けるもののタイプに合わせて、タグタイプ(2480円)とモバイルタイプ?(3480円)とシールタイプ(2980円)とボタンタイプ(4500円)とカードタイプ(5980円)の5種類がある※全て価格は税抜き

購入後、アプリをインストールし、デバイスを登録すると、スマホとMAMORIOが離れるとアラートを発し、紛失したときに近くにMAMORIOを使用した人が通れば位置情報が確認できるようになるという。

しかし、MAMORIOには懸念点も多い。

懸念点

  1. 電池寿命は製品に記載されているのは1年ということだが、実際は半年程度(約180日)切れてしまうというレビューが多い。
  2. 位置情報はGPSではなく、他の人のスマホのブルートゥースを使って検知する(MAMORIOが近くを通ったとき)
  3. 耐水・防水性能はない

つまり、雨の日に貴重品を地面に落としたり、落とした後に雨が降ったりしたら終わりだ。

これが私が紛失防止端末(スマートタグ)を買わない理由だ。

サイズを世界最小にするのに拘りすぎて、性能面で制約が出てしまっているのではないかと想像している。

 Tile Mate

Tileは今回紹介する3つの中で最も価格帯が安いが、紛失したときの対応がMamorio, Air Tagとは異なる。この二つが無くした場所の近くを別のスマートタグユーザーが通ったときに通知で知らせてくれるのに対して、Tileは最後にBlootooth接続が切れた場所を位置情報で通知する仕組みに留まる。

機能に制約があるが故のこの価格ともいえるだろう。

 AirTag~見つける天才~

アップルにしては副題の「見つける天才」が少しダサい気もするが、

コンパクトさではややMAMORIOに軍配が上がるが、バッテリー交換が可能な点とスピーカー機能が使用可能な点ではAir Tagに軍配が上がる。

最大のポイントは紛失したときの見つかりやすさだ。これは圧倒的にAir Tagのが信頼できる。

iphone ユーザー>>>>>>>>>>MAMORIOユーザーだからだ。

いくら安くても保険金が帰ってこない可能性がある、保険には入りたくないのと同じで私はこれなら圧倒的にAir Tagを選ぶかスマートタグ市場の発展を待つ。

しかし、私はiphoneユーザーではないのでAir Tagを使うことはできない💦

 第四の選択肢=Eufy SmartTrack Card / Linkが登場!

ガジェット界の雄・Ankerからスマートタグが登場する。特に注目したいのは①紛失時の持ち主への通知方法と②価格と➂防水機能の有無だ。

発表に「音で鳴らして探すFind Nearby機能、置き忘れ防止のLeft Alarm機能の他、Apple Find My (探す) にも連携予定」と記載されているため、紛失通知方法の充実や置き忘れ防止機能には期待できそうだ。価格がこれに見合えば購入したいと思う。

2022年秋頃に発売予定だ。

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