【大学生向け】得するバイト損するバイト
バイトは給料を稼ぐためだけにやっている。そんな方も多いのではないだろうか。しかし、大学生がバイトにかける時間は週3日4時間勤務でも、一年で624時間=26日分にもなる。
できれば、お金を稼ぐだけでなく、経験的価値や人脈などより多くのものをバイトから得られるようになればより大学生活が充実したものとなるだろう。
この記事では学生時代多数のバイトを経験した私の経験をもとにどういう軸で選べば得するバイト損するバイトを見極めることができるのかを解説する。
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バイト選びは給料が全てではない
バイト選びの軸は時給という方も多いだろう。確かに借金するくらいお金に困っている人なら時給は重要な要素である。しかし、それ以外の人にとって時給が1100円か1200円かは将来から見たらあんま変わんない。
社会人になれば平均で時給換算すると、平均「1486円」のお金を貰える。年をとるだけで、同じ労働をしてもらえるお金が大幅に増えるのである。従って、条件の悪い大学生の内に時給1468円以下の条件で時間を捧げて労働することは人生トータルで見たら損してるのである。だから、できれば大学生の内は親にお金を借りる or 奨学金を借りるなどして社会人になってから返すのが望ましい。
以下、大学時代やってよかった or よさそうと思ったバイトを紹介していく。
特別な経験ができるバイト
その仕事を通じてしかできない特別な経験が出来るバイトはおすすめである。私がやっていたバイトだと、実験協力系のバイトだとVRゴーグルを体験できるバイトや、MRIに入るだけでお金をもらえるバイトなどがあって貴重な経験となった。こういう被験者バイト系は対象年齢や性別が決まっており、若いというだけでお金がもらえるのでおすすめである。ちなみに私が被験者バイトをよく探していたサイトはこちらだ。
また、海の家などのリゾートバイトもおすすめだ。これまでに出会ったことがない人と出会えて価値観が大きく影響を受けるし、何より楽しく働ける。リゾートバイトは時給が低いことがデメリットだ。
しかし、一つ注意するとすればリゾートバイトの中にはときどきとてつもなくブラックなものも存在するため、可能な限り知り合い伝手でバイトを探すことをおすすめする。当たり外れが激しいのでそこは十分注意して欲しい。
時給1500円以上のバイト
前述したように時給1500円以下のバイトをすることに意味はないと思うが、時給1500円以上の好条件であれば時間を溶かすだけの仕事でも我慢する価値はあると思う。年を取って、社会人になってから得られる時給とそこまで変わらない or 高いからだ。
塾のチューター業務や実験協力系バイトでたまに好条件のものが存在する。
高時給のバイトはそれなりの対価を捧げるからこそ、高い時給をもらえるわけで自分が何を捧げてお金をもらっているかは考えた方が良いだろう。
例えば、好条件の塾のチューターは学歴と生徒の学習能力向上に対する責任を対価にお金をもらっているわけだし、パチンコやコンビニの深夜バイトなどは普通の人が嫌がる夜の労働をすることで高いお金をもらうわけだ。
人が嫌がることをして高いお金をもらう分、何かしらの不利益を被る可能性があるため、リスクヘッジをしたうえでバイトを選ぶことをおすすめする。
ちなみ私は時給1500円程度の塾のチューターバイトをやっていたが特にやる仕事もなく、5~6時間拘束されるバイトというのは時間の流れが非常に遅く大変辛かった、仕事がなく時の流れが遅いバイトは逆に苦痛である。
人脈を広げてくれるバイト
大学外の人脈を広げてくれるバイトは有益である。居酒屋バイトや焼き肉チェーンのバイトはバイト仲間同士で遊びに行ったり、深い関係になれる可能性が高いバイトである。大学にいると同じ学歴の人としか関わることがないが、社会にでれば必然的に他大学の人間や、クリエイター、エンジニアともかかわらなければならない。大学時代から様々な大学の人と関わることで社会に出る前の予備練習にもなる。
一方でカフェチェーンやファミレスチェーンなどは人間関係がサバサバしてる場所も多いので意外と人脈を広げるのには向いていない。お酒を扱っている業態か否かがバイトで人脈を広げるためには重要な要素であると思う。お酒が入っている業界だと客も働く方も気分が高揚しているため、関係が築きやすい。また、繋がる人も年代が比較的高い人が多いため学生では知らないような世界を知れる可能性も高い。
ビジネス力を上げてくれるバイト
バイトで社会人になる前にビジネススキルを上げておきたいなら、長期インターンがベストな選択肢だ。懸念点は一週間のかなりの時間を会社に拘束されること。ただ、本当に行きたい業界がある人や将来起業したいと考えている人には、当該業界やコンサルでビジネス社会の構造について勉強しておくのが良いだろう。ただし、見方によっては学生の自由な時間を前借りして働く時間に捧げているということにもなりかねないので、大学生活との両立ができる塩梅でやれれば良い。
まとめ
以上をまとめると、結論としてはシフト提出が固定でなく、自由で広く深く人間関係が広がりやすいバイト先をメインのバイトとして据える。アルコール提供のある居酒屋や焼き肉屋などの飲食店で働くのがベストだ。
続いて、自分にあった時給1500円以上の高時給バイト or 他ではできない貴重な経験が出来るリゾートバイトや実験協力系のバイトをスポットでやることにより、高単価でかつ、貴重な経験をバイトから得ることができる。
メインのバイトだけでなく、サブのバイト先を持っておいた方が良い理由は突然の出費や人員増加によるシフト減による収入減に備えるためだ。また、バイトも慣れると飽きるので、気分転換できるバイト先を複数持っていると長く楽しく働ける。